2013年6月2日

古賀志山で鎖場通過の練習。

前日に引き続き、再びマウンティンゴリラ登山学校でのお仕事です。

こんどは山歩き教室ではなく、登山教室でのご案内。
「山歩き」と「登山」、この両者の違いは、ハイキング相当のご指導をする山歩き教室とは異なり、登山教室ではある程度の岩場、ヤブなどの出てくる難路を安全に通過できるご指導をしよう、という趣旨があります。
今回はその中でも、鎖場の通過に主眼を置いた、講習を兼ねたご案内をさせていただくことになりました。
解説の要点はシンプルに、以下の通りとしました。
・三点支持の原則
・登りは足から、下りは手から、の原則
・鎖を利用する場合のメリット、デメリット

行き先は北関東の古賀志山(こがしやま・583m)。
樹林に覆われた低山なのですが、あちこちに岩場の秘められた(クライミングエリアにもなっていますが、それ以外にも岩場が多数あるのです)、ハイグレードハイキング実践の場です。
登山コースは複数ありますが、今回、登路に選んだのは中尾根
出だしからご覧のような岩場が現れる、ちょっとした難コースです。
実は今回の登山の全体を通しての核心部も、この中尾根の出だしとなります。
上の写真にある、最初の数歩がまだ体も慣れていない時で、とても難しく感じられるところ。
危険を避けるべくロープを使って確保をしつつ、慎重に岩場を通過して尾根上に上がりました。

中尾根上には小ピークがいくつも連なり、その多くが露岩の登りとなります。
出だしほど難しい岩場はないのですが、その後も慎重に登りました。

途中のところどころ樹林の途切れたところで背後を振り返ると、赤川ダムの貯水池が見えました。

中尾根最上部の、傾斜の強い露岩を通過しているところ。

岩場を登りきれば、登山道に合流です。
ここからはごく普通の登山道を南にたどって、古賀志山の頂上へ向かいました。

途中に現れる、伐採斜面からの展望。
視界が良ければ日光の山々が見えるのですが、残念ながら今回はあまり遠くは見えませんでした。

たどり着いた古賀志山の頂上で、参加者の皆さんと記念撮影。

下山はこちらも岩場の連なる、東稜に向かいました。
鎖場を下降する場合のポイントを説明しつつ、足場を確認しながら慎重に下りました。

これは下山後、上の写真にもある赤川ダムから見上げた古賀志山です。
低山ながらもアップダウンの多い厳しいコースを歩ききって、参加者の皆さんもご満悦の様子。

すでに日本百名山を達成されている方もあったのですが、
「剱岳や槍ヶ岳よりも、今日の古賀志山のほうが難しかった!」
とおっしゃっておられました。

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