2013年9月15日

雨だけど楽しかった阿弥陀川。

本当はこの日は、4月から行なってきた、鳥取県米子市を起点とした読図(地図読み)講習会の第4回目の実施日でした。

しかし当日は雨が確実の予報となり、中止を決定。
やはり沢歩きに慣れていない方では、少々足元に危険があるだろうと考えたのでした。

代わりに、昨年からNHK文化センター米子教室つきイチ健康登山を手伝ってくれてきた若手の山仲間のトレーニングということで、予定のコースを歩いてみることにしました。

そういう訳で、雨降りの中、集まってくれた3人。
レインウェアを着用し、「阿弥陀滝(難コース)」と標識に示された方向を目指して歩き始めます。
阿弥陀滝へ向かう、いわゆる阿弥陀川コースは、このように浅い沢筋を渡渉したり…。

側壁をトラバースしたりの繰り返し。

体の動きという観点からは特に難しいことはなく、多少なりともクライミングの練習をしたことがある人であれば、全く余裕でしょう。

しかしルートファインディングは少々曲者で、沢筋ならではの迷いやすい箇所がいくつかあります。

今年の6月16日に、この阿弥陀川で道に迷った愛媛県の男性が死亡した事故のことを、記憶されている方もあるでしょう。

それでも慎重に行けば、渓谷ならではの美しい箇所を見ることのできる楽しいコースです。

今回もところどころの流れの美しいところでは、みんなカメラを取り出して撮影していました。

出発後、約1時間半で落差45mの阿弥陀滝の下に到着。
いつもこの時期は流水がなくて貧相にも思える阿弥陀滝なのですが、今回は雨が降っていたためほどほどの水が流れており、良い雰囲気でした。

阿弥陀滝は、4年前に訪れた時は直登しているのですが、今回はそういう用意はないので普通に左岸の踏跡を登っていきます。

しかしところどころでかなりの傾斜を、木の根を掴んで登る箇所もあり、そんなに楽ではありません。

ある程度登ってからは、尾根上ではなく左手をずーっとトラバースするように進むため、足元も悪く緊張する場面もしばしばありました。

それでもやがて宝珠尾根の登山道に出て、あとはそれを右に登れば宝珠山(ほうじゅやま・1183m)の頂上となりました。

頂上からは北に進み、最後は中ノ原スキー場を歩いて下山。

雨降りながらも思いのほか楽しかった登山も、無事に終了となりました。

下山後は、メンバーの一人が気になっていたという喫茶店“Mont Cafe”に立ち寄ってみることに。

一番人気のプレーンパンケーキを注文してみました。
直径は20cm以上もあって、ボリュームたっぷりです。

何だかフワフワ感のある、柔らかな食感のとても美味しいパンケーキ!
添えられたメイプルシロップも風味が良く、楽しかった山行をさらに良い雰囲気で締めくくることができました。

▼参考書籍
 このコースは、『岳人』2011年7月号に載っています。
掲載場所は、P193「とっておきの山歩き」の4つ目。
書いているのは私です。

この記事ではあまり滝らしくない阿弥陀滝の全体写真は、掲載が却下されたのでした。

水量が少ないことでぞんざいな扱いを受ける阿弥陀滝が、何となく可哀想に感じられてしまいました。。

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