2013年9月24日

秋晴れの穂高連峰縦走・その4。

北アルプスの穂高連峰の縦走も4日目、とうとう下山日となりました。

朝もやの中、宿泊した穂高岳山荘の立つ白出ノコルから、2段のハシゴをぐいぐい登っていきます。
ハシゴの先の急斜面をひと登りすると、次第に朝もやも薄れてきて、背後に大きく涸沢岳(からさわだけ・3110m)、その右に北穂高岳(きたほだかだけ・3106m)の姿が望めるようになりました。

いっぽう、右手を向くとブロッケンが!
手を振ると、ブロッケンの中の影も手を振るのでなかなか面白いものです。

右背後の山は笠ヶ岳(かさがたけ・2897.5m)。

道は尾根から右側のルンゼの源頭を横切るように進み、間違い尾根を右に見て左方向へ。

頭上を見上げると、奥穂高岳(おくほだかだけ・3190m)の頂上はもうすぐそこ。
記念撮影をする登山者で賑わっていました。

これは回りこんだ、穂高神社峰宮の祠。
遠くにはすっきりと、槍ヶ岳(やりがたけ・3180m)の穂先も見えていました。

奥穂高岳の頂上で展望を楽しんだ次は、南東方向やや下にそびえる、前穂高岳(まえほだかだけ・3090.2m)を目指して吊尾根を縦走します。

急な鎖場もある吊尾根を慎重に下り、最低コルから尾根の右側をトラバースすると、前穂高岳頂上への道と、下山路となる重太郎新道との分岐点である、紀美子平に到着しました。

しかし少し前までは晴れていたのに、ここに着く頃には周囲はガスに覆われ真っ白!
前穂高岳から下ってきた先行の皆さんも、何にも見えなかったと口にしていました。。

ところが我々が頂上に着く頃には劇的にガスは消え去り、頭上には青空が広がったのです。

やや雲は残って槍ヶ岳はすっきりとは見えなかったものの、霧のかかる高山らしい景観の、奥穂高岳や吊尾根の様子が一望できました。

さて、前穂高岳の頂上から紀美子平に戻り、今度は重太郎新道を下山です。
かなり傾斜の急な道であり、下っても下っても、ハシゴや鎖場の続くくたびれる下山路でした。

急な道の下りに飽きてくる頃、やっと岳沢小屋に到着。
お昼ごはんを食べたりして、しばらくのんびりしました。

そしてさらに下って、上高地へ。
これまで良い天気が続いていたのですが、ここに来て天候周期が変わろうとしているのでしょうか、先ほどたどってきた吊尾根には雲がかかっていました。

それでも4日間をかけて、予定通りに穂高連峰の縦走コースを歩き通すことができ、お客様はとても満足しておられる様子。
もちろん私も、とても嬉しく、また大仕事をやり遂げた充実感も味わいました。


下山後の入浴施設

上高地からはタクシーで沢渡へ移動。
どこか良い入浴施設はないか?とのお客様の問いに、私がお勧めしたのは沢渡大橋のやや上にある、このしもまき温泉です。

大人数の入浴には不向きですが、2~3人くらいまでならば、快適な檜風呂で汗を流すことができます。

また食事は、看板にも出ている天ざるそばがお勧め。
畑で作ったという様々な野菜の天ぷらがたっぷりで、手打ちのおそばもとても美味しいものだと思いました。

▼参考書籍

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