2013年10月6日

大平牧場から登った乾徳山。

風の旅行社の登山ツアーの仕事で、奥秩父の乾徳山(けんとくさん・2031m)へ行ってきました。
山頂直下に明るい岩場が広がることで、東京からの日帰り範囲内ではとても人気のある山です。

今回は、マイクロバスを利用しての少人数ツアー。
登山口を一般的な徳和ではなく、大平牧場にしようという考えからです。

理由は徳和の標高が約850mなのに対し、大平牧場は約1300mであるため、体力的に楽ということが一つ。
そしてもう一つは、鎖場の通過に時間のかかるこの山では、その他の部分で時間を節約し、ツアーの進行を滞りなく進めたい、ということからです。


両者を比較するため、簡単な地図を作ってみました。
(慣れていなくて雑ですみません。)

青が一般的な徳和からのコースで、赤が今回たどった大平牧場からのコース。
ただし大平牧場に向かう道は舗装はされているものの狭く、路線バスなども通っていません。
従ってマイカーか、でなければ今回のような小型のバスを手配して向かうしかなく、そういう面では不便なコースではあると言えるでしょう。

大平牧場の乾徳山駐車場(1台800円)でマイクロバスを下車し、車道を左へ回り込むように歩くと、右手に乾徳山への登り口が現れます。

それにしてもこの大平牧場、今では牧畜をしている様子はないのですが、山の奥に唐突に現れる高原状の地形であり、ちょっと面白いところです。
先の登り口は林道のショートカット道であり、そこから一段上がってやっと登山口に到着です。
ここから登山道に入るのですが、かつては軽トラックが走ったのであろう古い林道に絡んでの登りであり、それほど急な登りではありません。

大きくジグザグを描く道をたどって、この標識のところで道満尾根に合流。
一般には、下山路とされることの多い尾根です。

ここからは右手の尾根に取り付き、露岩の点在する道をどんどんと登っていきます。

やがて道の傾斜が緩み、辺りの木立が途絶えると明るい扇平に到着です。
この先で、徳和からの登山道と合流し、正面の道を登っていくことになります。

扇平の先で再び樹林の中の暗い道になり、やがて周囲の岩が多くなってくると、明るい岩場となります。

髭剃岩を左に見送って、バンドを左にトラバース。
左端からこんどは右の岩の隙間に入り込み、大岩を回り込むと2段続く鎖場ですが、特に難しいことはありません。

その先の尾根道を少し歩くと、いよいよ頂上直下の天狗岩が姿を現します。

これが下から見上げた、天狗岩。
出だしの7~8mが足場が乏しく、腕力に頼った登りとなりますが、その先頂上までは階段状で容易です。

息の合った添乗員と上下でお客様をサポートし、今回は全員、この鎖場を登りました。

たどり着いた、乾徳山の頂上。
しかし…残念ながら雲が多くて、遠くの山がほとんど見えなくて残念!
本来は富士山(ふじさん・3775.6m)や南アルプスを見渡す、展望最高の頂上なのです。。

下山は天狗岩のみ巻き道を使い、後は慎重に往路を引き返しました。

そして、段々雲が切れてきたぞ…と思っていたら、扇平ではすっきりとした富士山の姿を望むことができました。
良かった!

扇平からは徳和方面への登山道を下り、国師ヶ原から回り込んで大平牧場への道に戻りました。
途中の「富士見」のポイントでは、富士山もそうですが背後にすっきりとした乾徳山を見上げることができました。

大平牧場の乾徳山への登り口に戻ったのは、16時。
ちょうど山陰に、太陽が隠れるところでした。

すっかり日も短くなって、秋らしさが感じられる林道を歩き、バスへと戻って登山終了となりました。

▼参考ウェブサイト
風の山人 トレッキング・ツアー・旅行情報 | 風の旅行社
風の旅行社のウェブサイトでは、登山ツアーの情報がどこにあるのか判りにくいとのお話を時々伺います。
登山ツアーは、この「風の山人」のページにあります。
国内ツアーの本数は少なめですが、左のほうに出ておりますので、クリックしてご覧になってみてください。

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