2013年11月26日

淀川登山口から宮之浦岳へ。

屋久島宮之浦地区の民宿・やくすぎ荘で一夜を過ごした翌朝は、まだ暗い5時15分にタクシーに迎えに来ていただき、宮之浦岳(みやのうらだけ・1936m)の登山口である、淀川登山口へ向かいました。

利用したのは、屋久島交通タクシー(TEL:0997-42-0611)。
所要時間は約1時間20分、料金は10,340円でした。

これは登山道前半に通過する湿地帯・花之江河で出会ったヤクシカたち。
今回の屋久島滞在中は、あちこちでヤクシカの姿を目にしました。

淀川登山口にはトイレがあって、そこでしっかりと用を済ませてから出発。
もちろん登山届提出ポストもあります。
写真には写っていないですが、駐車スペースもあって、5台以上の車が停まっていました。

淀川登山口から、1時間ほど歩いて淀川小屋前に到着。
途中、スギやヒメシャラの大きな木があって、それらを眺めつつ歩きました。
雰囲気がやはり本州の山とは異なり、とても新鮮に感じました。

森の中をさらに歩いて、途中の小さな標識を目印にちょっと左に上がると、そこが高盤岳(こうばんだけ・1711m)展望台です。
頂上に乗っかっている大きな岩は、トーフ岩。
面白い景観です。

やがて道は下り、小花之江河を過ぎて花之江河へ。
遠くに見えているのは、黒味岳(くろみだけ・1831m)。
ここまではまあまあの天気だったのですが、この先は完全にガスの中の登りとなりました。

一段上がって黒味岳分れを過ぎて、投石平の一角に差し掛かると岩場が増えてきます。
それでも大山(だいせん・1729m)付近で言えば、ユートピアコースよりも易しいくらい。
変化を楽しみながら突破していく感じでした。

道は稜線の西側をトラバースするように進み、最後の水場や携帯トイレブースを過ぎて、やがて栗生岳(くりおだけ・1867m)に到着。
傍らの巨岩には祠が祀られていました。

そして最後の急登を登り切って、いよいよ待望の宮之浦岳頂上です!
展望がまったくないのが残念…。
でも皆さんにとって憧れの頂上であり、無事に登ることができたのはとても嬉しいことでした。

宮之浦岳頂上はけっこう寒く、早々に下山開始。
焼野三叉路、平石岩屋と足早に過ぎて、樹林帯へと下っていきました。

樹林帯に入ってしばらく下ると、唐突に板の敷かれた平坦地に出ます。
左手にトイレ、右に水場があって、奥が新高塚小屋が建っています。

今回はテント1張り(1名)に、小屋の利用者が我々以外に4名。
けっこうゆったりと場所を使って食事をし、18時には寝袋に入って休みました。

これは下山途中、平石の少し手前から見上げた宮之浦岳頂上方面。
この頃は少しガスも薄くなり、展望が得られるかも?と思ったのですが、ほんのわずかな間だけでした。

それでも美しい森と、稜線間近にも美しい小沢が流れる潤い感ある登山道を歩いて、屋久島らしさを満喫できた1日でした。

<参考コースタイム>
淀川登山口(06:46)―淀川小屋(07:46)―花之江河(09:38)―投石岩屋(10:54)―栗生岳(12:41)―宮之浦岳(12:57~13:10)~焼野三叉路(13:44)―平石岩屋(14:30)―新高塚小屋(16:05)

▼参考書籍
  


屋久島のガイドブックは多数あるのですが、意外と役立つのが、雑誌『ランドネ』の2011年6月号。
少し内容は古いのでしょうが、ポイントがわかりやすくまとめられています。

0 件のコメント:

コメントを投稿