2013年11月29日

屋久島のまとめ。

11月25日(月)から29日(日)まで、5日間出向いた、鹿児島県の屋久島。
この時期の屋久島について、興味をお持ちの方もあるかと思いますので、先に載せた記録の他にもう少し概要をまとめたいと思います。

縄文杉から下った、トロッコ道の傍らにいたヤクシカ。かわいい!

▼日別の記録へのリンク

●1日目:11月25日(月) 屋久島へ。
お客さまと鹿児島中央駅で合流し、高速船トッピーで屋久島へ。
民宿やくすぎ荘にチェックイン。

●2日目:11月26日(火) 淀川登山口から宮之浦岳へ。
淀川登山口から、宮之浦岳に登頂。
その後は新高塚小屋方面に下り、宿泊しました。

●3日目:11月27日(水) 縄文杉から白谷雲水峡へ。
縄文杉からトロッコ道へ下山。
さらに辻峠越えをして白谷雲水峡へ。

●4日目:11月28日(木) 屋久島一周・滝めぐり。
レンタカーを借りて、屋久島一周。
4つの滝と、観光スポットをいくつか巡りました。

●5日目:11月29日(金) 屋久島を離れて東京へ。
朝、高速船トッピーで鹿児島へ。
鹿児島中央駅で解散をしました。


○屋久島への交通手段
飛行機も利用できますが、我々は高速船トッピーにしました。
集合は、JR鹿児島中央駅。

私は羽田空港からANAの飛行機で鹿児島空港へ行き(普通運賃は片道41,270円)、そこからエアポートバスで鹿児島中央駅へ(所要38分、片道運賃1,200円)。

一方、今回のお客さまはJR岡山駅から新幹線さくら号で鹿児島中央駅へ(所要3時間12分、片道運賃19,320円)。

合流後は鹿児島中央駅前から15分毎に出ている桜島桟橋シャトルバスに乗って、高速船ターミナルへ(所要11分、片道150円)。

そしていよいよ、高速船トッピーに乗船。
所要1時間46分、往復割引運賃15,600円でした。
ちなみに混雑時には、希望の船には乗れないこともあるようです。
利用される場合は、事前に予約されることを強くお勧めします。


○宿泊
今回は知人の旅行会社スタッフのお勧めで、民宿やくすぎ荘へ。
たいへんに料理の美味しい、良い宿でした。
港からはやや遠いのですが、目の前にA-COOPがあるので買い物などはとても便利です。
1泊2食で、料金は7,800円。
登山弁当(650円)の手配なども可能です。


○登山用品レンタル
ナカガワスポーツを利用しました。
レンタル希望品は、3日前までにネットで伝えておく必要があります。
今回はお客さまがシュラフとマットを3泊扱いでお借りし、3,000円でした。
その他、ガスボンベや基本的な登山用品一式が揃っており、頼りになるお店だと思います。


○タクシー
屋久島交通タクシーを利用しました。
今回はドライバーさんを含めて6人乗れる車を手配。
やくすぎ荘(宮之浦)から淀川登山口までが所要約1時間20分、10,340円。
白谷雲水峡からやくすぎ荘(宮之浦)までが所要約20分で、2,600円でした。


○登山コース
今回の目標は、屋久島最高峰であり、日本百名山の100番でもある宮之浦岳(みやのうらだけ・1936m)。
最も近い登山口である、淀川登山口のピストンが楽であり、旅行会社の登山ツアーもそうしているものも多いようです。

もう一つ人気なのが、今回我々がたどった縦走コース
淀川登山口から花之江河を経て、宮之浦岳に登頂。
反対方向に下って、新高塚小屋(避難小屋、シュラフ持参が必要)に宿泊。
翌日はさらに下って高塚小屋前を通過し、縄文杉ウィルソン株を経て、トロッコ道へ。
途中の楠川分れでトロッコ道を離れ、もう一度登山道を登って辻峠を越え、白谷雲水峡に下山するものです。

屋久島の見どころの多くを、一気に回ることができるので、山歩きに慣れた人、15kg程度までの荷物を背負うのが苦でない人には、ぜひ歩いていただきたいコースです。

今回は休憩時間も含めて1日目は9時間20分、2日目は8時間20分と、景色を楽しみながらのんびりと歩きました。

○避難小屋
屋久島には営業している山小屋はなく、無人の避難小屋、もしくはテントに宿泊することになります。

我々が利用した新高塚小屋は、特に不便はない普通の避難小屋でしょう。
登山シーズンは大混雑して大変なところですが、今回の宿泊は我々を含めて9人。
ゆっくりと休むことができました。

少し下の高塚小屋は今年の8月30日から新しいものが利用可能となりました。
ただしあまり広くないので、利用人数が限られます。

○トイレ
結局今回は、淀川登山口、淀川小屋、新高塚小屋、高塚小屋、小杉谷荘跡のトイレで済ませました。
きれいなところも、そうではないところもありました。
(大は我慢しました)

しかしもしものことを考えると、携帯トイレの持参は必須です。
稜線では栗生岳(くりおだけ・1867m)の近くや、あとは縄文杉の下のほうにも携帯トイレブースはあるので活用できるでしょう。

携帯トイレは、上記ナカガワスポーツでも購入可能。
4セット入りで、1,050円でした。

○登山コースの混雑について
淀川登山口から縄文杉までの間は、淀川登山口からピストンする団体登山にすれ違った他は、10数人としか出会いませんでした。

しかし縄文杉からウィルソン株の間は、シーズンオフと言われるこの時期でもけっこうな混雑!
大阪の高校の修学旅行生が140名とのことで、全部で200人を超える人が行き来をしていたと思います。
ウィルソン株近辺は特に混んでおり、じっくり見ることができず残念でした!

○観光スポット
人気があるのは、ヤクスギランド白谷雲水峡でしょう。

白谷雲水峡ではダイナミックな渓谷美が楽しめます。
宮之浦からも近いのでお勧めです。

ヤクスギランドは、縄文杉を見たならば特に行く必要はないかも?

その他、我々は4日目にレンタカーを使って島一周をしました。
コースは以下の通り。
宮之浦布引滝東シナ海展望所屋久島灯台西部林道大川の滝手打ちそば松竹中間のガジュマル巨木尾之間温泉千尋の滝ポンタン館(お土産物屋) ~ トローキの滝杉匠(お土産物屋)~宮之浦
西部林道は、ヤクシカ、ヤクザルがたくさんいるところであり、動物好きの方ならば必ず行ったほうが良いでしょう。

あとはやっぱり滝めぐりが楽しいと思います。
今回めぐった他にも、まだまだ良い滝があるそうです。

なお所要約7時間でレンタカー代は8,925円、ガソリン代は1,880円でした。


○食事(外食)
今回は1回だけ、島の南西部の栗生地区の、松竹というお店に入ったのみでした。
魚めし定食というのを食べて1,000円でした。
魚めしも風味が良くて美味しかったのですが、そばも独特の食感でとても美味しく感じました。


○温泉
島の南部の尾之間温泉に入りました。
料金は200円。
素朴な感じの、良いお湯でした。


その他、平内海中温泉という海のすぐ際にある温泉も人気があるのですが、入れるのが干潮時の2時間のみと、タイミングが難しいお風呂です。
しかも水着などの着用は禁止なので、女性は勇気が必要かも?


○季節
1年に360日は雨だとか、また1ヶ月に35日は雨だとか、雨の多いことが強調される屋久島。
その中でも、晴天率が高いのは11月と言われているので、今回はこの次期を選びました。

しかし我々の登山前に一度降雪があったりして、かなり寒い時期でもありました。
できればあと10日から2週間くらい、早いほうが快適だったかもしれません。

ただ、新高塚小屋は空いていたし、暑い時期に悩まされるヒルがまったくいないのは良いことでした。

あとはゴールデンウィークが終わった、5月下旬も良いそうです。
(来年はこの時期に、ガイドプランを企画するかもしれません)

○まとめ
基本的に、屋久島はとても良いところです。
私は岩の目立つ高山も好きですが、水の豊富なウェットな景観も好きなので、本当にこの島は大好きです。

国内はもちろん、これまで回った海外のどの国よりも好みかもしれません。

しかしそれは他の皆さんも同様であり、本当に多くの人が訪れる島です。
そして人が多いと楽しいことも、また楽しくないこともあるので、上手に混雑する時期を避けて訪れるのが良いのかなと思います。

登山はどうしても宮之浦岳に集中しがちですが、他にも愛子岳(あいこだけ・1235m)や太忠岳(たちゅうだけ・1497m)、本富岳(もっちょむだけ・940m)など、登って楽しい山がいくつかあります。
民宿を起点に、それらの山々を日帰りで登るようなプランも楽しいでしょう。

▼参考書籍
  

0 件のコメント:

コメントを投稿