2013年12月24日

中央アルプスの池山小屋へ。

友人であるイラストレーター・橋尾歌子さんの取材のお供で、中央アルプスの避難小屋に泊まりに行くことになりました。

行き先は空木岳(うつぎだけ・2863.7m)へ向かう池山尾根の途中にある、空木平避難小屋か、でなければ池山小屋のどちらかという、アバウトな計画。

早朝、東京を車で出発して、駒ヶ根高原スキー場先の林道古城線のゲート前の駐車スペースまで。
準備をして出発です。

鋭い三角の銀色の屋根が特徴的な展望台の前を通過すると、すぐに車止めのゲートです。

この後、取材用のカメラが不調になったり(私のではありません)、忘れ物をしたり(私ではありません)といったアクシデントがあって、本当に出発したのは少々遅い時間になってからでした。。

出発してしばらくは、林道とショートカットの登山道を交えての登りが続きます。
その途中には、よく目立つ石仏が二つありました。

ひとつは山麓の上伊那地域で最も知られているお寺であろう、光前寺の開祖である、本聖上人の草庵(茅葺屋根の粗末な家のこと)跡地に祀られた、摩利支天像
猪に乗る一般的な摩利支天像ではなく、あまり見ない女神の像です。

もうひとつは登山地図などにも記される、三本木地蔵
星柄の前かけをして、おしゃれなお地蔵さまです。

ちなみにこの地蔵石仏の背後に立つヒノキの木は、かつては3本あったそうですが、1本は伐採されて今は2本になっています。

この池山尾根下部は、林道とショートカット道の組み合わせが複雑であり、点在する標識を目印に慎重に歩きました。

しばらく歩いて、やっと明るく開けた林道終点に到着!
雪面のあちこちには、ノウサギが跳ね回った足跡が残っていました。

林道終点の東側は、南アルプスを望む素晴らしい展望台になっていました。

この写真に写っているのは、白峰三山
左から北岳(きただけ・3192.4m)、間ノ岳(あいのだけ・3189.3m)、農鳥岳(のうとりだけ・3025.9m)です。

林道終点の一番奥が、本当の空木岳登山口。
そこから本格的な登りが始まりますが、前日までの3連休に歩いた人のものでしょう、トレースがばっちりついて歩きやすい状態でした。

途中の鷹打場からは池山(いけやま・1773.8m)の頂上を巻く道をたどって、先を急ぎます。

しかし池山小屋に着いた時点で、すでに13時半を過ぎている状況。
この日のうちに空木平避難小屋まで行くのはまったく無理と判断し、今回は池山小屋に泊まることになりました。

大きくはないですが、明るい雰囲気のとても良い避難小屋です。

取材にからんだいろいろな用事をすませ、他の宿泊者がなかったので防寒用のツェルトを張ってその中で宴会。

この日はクリスマスイブだったのですが、歌子さんは疲れたと言って早々に就寝。
私はお酒を飲みながら、いろいろな出来事のあった2013年を、一人静かに振り返りました。

<参考コースタイム>

林道古城線ゲート(10:03)―林道終点(11:43)―鷹打場(12:15)―池山小屋(13:38)

▼参考書籍

  
冬のこのコースを詳細に取り上げた本は手元にはないのですが、参考にしたのは以上の3点でした。

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