2013年9月29日

紅葉が始まりつつある甲斐駒ヶ岳。

旅行会社トラベルギャラリー 旅の本棚甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ・2967m)を目指すツアー2日目は、いよいよ登頂日です。

今回のコースは、北沢峠から仙水峠に向かい、そこから稜線を歩いて駒津峰(こまつみね)経由で甲斐駒ヶ岳に登頂。

下山は駒津峰までは往路を引き返し、そこからは双児山(ふたごやま・2649m)経由で北沢峠に引き返す、というほぼ周回コース。

このコースは上の写真のように、富士山(ふじさん・3775.6m、左奥)と北岳(きただけ・3192.4m、右端)という、日本第1位、第2位の高峰を同時に望むことのできる、最高の展望が広がっているのでした。

また中央のピークは日本三百名山に選ばれているアサヨ峰(あさよみね・2799.1m)。
そのアサヨ峰の頂稜に近い一帯では、微妙に木々が色づき始めている様子が見てとれました。

2013年9月28日

とても快適な北沢峠の長衛荘。

旅行会社トラベルギャラリー 旅の本棚の登山ツアーの仕事で、南アルプスへ向かいました。

新宿を貸切バスで出発、中央自動車道をグルリと諏訪湖の先まで進み、伊那インターチェンジから山に向かって、南アルプスの北西の登山口である仙流荘へ。
そこで南アルプス林道バスに乗り換え、南アルプス林道が標高2030mの主稜線を横切る、北沢峠に向かいます。

この南アルプス林道バス、ドライバーさんがとてもサービス精神旺盛で、いつも山々についてたっぷりと解説をしてくれて、お客様にも大変に好評!
今回も前方にそびえ立つ、目指す甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ・2967m)を見上げながら、そのお話を楽しく伺いました。

2013年9月26日

盛況だった小林千穂さん机上講座。

先日ご案内した、マウンティンゴリラ登山学校の机上講座が、日本勤労者山岳連盟事務局において予定通り実施されました。

今回の講師は、小林千穂さん。
雑誌『山と渓谷』などで活躍する山岳を得意とした編集者・ライターであり、私の所属する山岳会Climbing Club ZOOの仲間でもあります。

机上講座は、以下のような内容で進行しました。

2013年9月24日

秋晴れの穂高連峰縦走・その4。

北アルプスの穂高連峰の縦走も4日目、とうとう下山日となりました。

朝もやの中、宿泊した穂高岳山荘の立つ白出ノコルから、2段のハシゴをぐいぐい登っていきます。

2013年9月23日

秋晴れの穂高連峰縦走・その3。

南岳小屋で一夜を過ごした翌朝は、いよいよ穂高連峰へ向けての縦走のスタートです。

朝日を浴びて赤く染まった、穂高連峰。

中央やや左が北穂高岳(きたほだかだけ・3106m)で、その右隣が奥穂高岳(おくほだかだけ・3190m)。
また左手やや遠くの鋸歯状の山稜の一番高いところが、前穂高岳(まえほだかだけ・3090.2m)です。

そして写真右下部の、大きくえぐれた稜線がこれから通過する大キレット。

2013年9月22日

秋晴れの穂高連峰縦走・その2。

北アルプスの穂高連峰の縦走2日目は、いよいよ稜線へ上がる日です。

これは初日に宿泊した、横尾で迎えた夜明けの様子。
出発準備をする登山者を見下ろすように、モルゲンロートで赤く染まった前穂高岳(まえほだかだけ・3090.2m)がそびえていました。

2013年9月21日

秋晴れの穂高連峰縦走・その1。

3連休が2回続く、今年の9月。
1回目は台風18号が吹き荒れて、登山には適さない天候だった北アルプスですが、後半は秋晴れが続く予報となっていました。

その秋晴れを狙って、穂高連峰の縦走に向かうことになりました。

松本駅でお客様と合流し、連れ立って上高地に入山。
空は青く、梓川の流れも青くて、最高な感じです!

この天気が4日間続いてくれれば良いなと願いながら、横尾を目指して出発しました。

2013年9月20日

机上講座『登山女子のための失敗しない山登り』。

私も講師を務める、マウンティンゴリラ登山学校において、第3回目となる机上講座が来週、9月26日(木)に実施されます。

今回の講師は、小林千穂さん。
雑誌『山と渓谷』などで活躍する山岳を得意とした編集者・ライターであり、私の所属する山岳会Climbing Club ZOOの仲間でもあります。

机上講座のタイトルは、『登山女子のための失敗しない山登り』。
主に女性を対象としたものではあるのですが、小林さんの登山経験のあれこれを語っていただける予定ですので、男性が受講してもきっとご満足いただけることでしょう。
(9月20日現在で、男性のお申し込みもほどほどにある状況です)

当日の司会は、私が行います。
ぜひ多くの皆様に、足をお運びいただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



マウンティンゴリラ登山学校机上講座のご案内


● 講 師 : 小林千穂(編集者)

● 日 時 : 9月26日(木)、19時~21時

● 場 所 : 日本勤労者山岳連盟事務所
東京都新宿区新小川町5-24
(JR飯田橋駅下車徒歩10分)

● 費 用 : 無料

● 共 催 : 日本勤労者山岳連盟

● お問い合わせ、お申し込み先 :
山のガイド「マウンティンゴリラ」安村淳
電話・FAX : 042-575-6131
E-mail : mgorilla@ma.ejnet.ne.jp


※準備の都合上、事前のお申し込みをお願いしております。

▼会場の地図はこちら

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2013年9月18日

米子から帰りました。

おはようございます。
6日間の鳥取県米子市滞在を終えて、先ほど東京に戻りました。
米子でお会いした皆さん、ありがとうございました。

写真は9月16日(月)の午後に登った、中国百名山第60番の雲月山(うんげつさん または うづきやま・911.2m)の様子。
台風一過の素晴らしい晴天の下、秋らしいススキの穂の間を抜けて登りました。

米子での一連の山行については、順次アップしていきます。

この後、あさって金曜日(9月20日)までは国分寺にいる予定。
その先、4~5日の間はまた連絡のとりにくい山の中に出向きます。
何か御用の方は、金曜日までにご連絡いただけると助かります。

2013年9月17日

西中国山地の阿佐山から天狗石山へ。

中国百名山を目指す山旅の2日目は、宿泊した芸北オークガーデンを出発し、3座目となる阿佐山(あさやま・1218.2m)の登山口に向かいました。

阿佐山の登山口は、県道40号から広島県山県郡北広島町を流れる、大暮川沿いの車道を進んだところです。

ダートの道は奥に続いていますが、車で入るのはこの尾関神社辺りまでにしておいたほうが無難でしょう。
駐車場はありませんが、3~4台ならば停められるスペースはあります。

2013年9月16日

秋めいた草原の美しい雲月山。

山と渓谷社選定の中国百名山を登りたいというお客様のご要望を受けての山行で、島根県浜田市の金木山(かなぎやま・719.8m)を登った後は、ただちに島根-広島県境の雲月峠を目指しました。

大変に運転のしにくい、島根県側の県道52号を必死に走ってたどり着いた、雲月峠。
大きな雲月山(うんげつさん または うづきやま・911.2m)の標識が立っていました。

独立峰的な金木山とは異なり、ここは中国山地の中でも最も山深いと言われる、西中国山地の一角となります。

きのこがたくさん!の金木山。

山と渓谷社選定の中国百名山を登りたいというお客様のご要望を受けて、島根-広島県境の山3座を目指しました。

まず1座目は、島根県浜田市金城町の金木山(かなぎやま・719.8m)へ。
山の南山麓にある、金城町小国集落から農道を上がって登山口にたどり着きました。

2013年9月15日

雨だけど楽しかった阿弥陀川。

本当はこの日は、4月から行なってきた、鳥取県米子市を起点とした読図(地図読み)講習会の第4回目の実施日でした。

しかし当日は雨が確実の予報となり、中止を決定。
やはり沢歩きに慣れていない方では、少々足元に危険があるだろうと考えたのでした。

代わりに、昨年からNHK文化センター米子教室つきイチ健康登山を手伝ってくれてきた若手の山仲間のトレーニングということで、予定のコースを歩いてみることにしました。

そういう訳で、雨降りの中、集まってくれた3人。
レインウェアを着用し、「阿弥陀滝(難コース)」と標識に示された方向を目指して歩き始めます。

浜野洋一 細密油彩美景展「山陰神彩」。

約4ヶ月ぶりに、鳥取県立大山自然歴史館に出向いてきました。

ちょうど出勤されていた、谷田貝繁明館長や、スタッフの皆さんにご挨拶。
その後、2階の企画展示室で開催されていた、浜野洋一 細密油彩美景展「山陰神彩」も鑑賞してきました。

タイトル通りの細密な油彩画は、写真のようで写真ではありえない、美しく調和した景色が描かれていて目を見張りました。

特に大山(だいせん・1729m)南壁から烏ヶ山(からすがせん・1448m)にかけてを描いた大作は色彩の調和が見事であり、いつまでも見つめていたいと思わせるような素晴らしい絵でした。

展覧会の詳細は、以下の通り。
9月23日の秋分の日まで開催されていますので、9月の連休に大山方面にお出掛けされる方は、ぜひ立ち寄って鑑賞していただければと思います。

▼鳥取県立大山自然歴史館へのリンク
鳥取県立大山自然歴史館

2013年9月14日

パラグライダーの盛んな大佐山へ。

NHK文化センター米子教室の「つきイチ健康登山」で、中部中国山地の大佐山(おおさやま・988.5m)を登ってきました。

大佐山は先々月発売の雑誌『山と渓谷』の「郷山めぐり」という欄で、今回と同じコースの紹介記事を私が書いています。

下記の大佐山オートキャンプ場のウェブサイトを見ると、キャンプやケイビングもできる、岡山県北部では人気のアウトドアスポットのようです。
しかし実際には、放置をされて廃墟になっている施設も点在し、もの寂しさも否めない印象です。

けれどもその中でも、非常に盛んなアウトドアスポーツがあります。

それはパラグライダー

山頂部からの下山口となるプラットホームからは、次々とパラグライダーが飛び立っていました。

雑誌『岳人』の2013年9月号。

今月号の雑誌『岳人』に記事を書かせていただきました。

掲載箇所は、「とっておきの山歩き」という、毎月地方の山を紹介するページ。
その4番目(P193)の、広島県北東部の比婆山連峰の周回縦走コースを紹介する記事が私の書いたものです。

単純にピークを踏むだけでなく、県民の森公園センターを起点に、
1. 牛曳山 (うしびきやま・1144m)
2. 伊良谷山 (いらだにやま・1148.9m)
3. 毛無山 (けなしやま・1143.7m)
4. 烏帽子山 (えぼしやま・m)
5. 吾妻山 (あづまやま・1238.8m)
6. 比婆山 (ひばやま・1264m)
7. 池ノ段 (いけのだん・1272m)
8. 立烏帽子山 (たてえぼしやま・1299m)
と、連峰中に9座ある1000以上のピークの8座を一度に踏破する、ちょっと欲張り?なコース。

比婆山連峰は歩きやすい道が縦横にあるので、組み合わせはお好み次第なのですが、一つの案として参考にしてみていただければと思います。

ちなみに残ったもう一つの 9. 竜王山(りゅうおうざん・1255.8m)も加えようか?とも考えたのですが、煩雑になりそうなので止めておきました。。

2013年9月13日

あっけなく頂上に立った猿隠山。

NHK文化センター米子教室の「ゆっくり歩く登山教室」で11月に登る予定にしている、鳥取-島根県境の猿隠山(さるかくれやま・817.0m)へ下見に行ってきました。

これは猿隠山北山麓となる、島根県広瀬町の田中集落付近から振り仰いだ山頂の様子。
こうやって見るとなかなか立派な山容です。
写真左側の、砺波峠から尾根を伝って山頂を目指すのが一般的なので、そのコースをたどってみることにしました。

2013年9月12日

急登でくたびれた岡山県最高峰の後山。

夜行バスで鳥取県の米子市に到着してすぐに、NHK文化センター米子教室へ移動。
ゆっくり歩く登山教室」で、岡山県最高峰の後山(うしろやま・1344.6m)へ向かいました。

今はほとんど活用されていないような雰囲気の後山キャンプ場までバスで入って、登山スタート。
出だしは暗い感じの樹林の中を進んでいきます。
蒸し暑さもあって、汗が吹き出してくる感じです。

2013年9月11日

今から米子に向かいます。

この後間もなく、夜行バスに乗って鳥取県米子市に向かいます。
東京に戻るのは、9月18日(水)午前の予定。

米子にいる間のスケジュールは、以下の通り。


●9月12日(木)
NHK文化センター米子教室ゆっくり歩く登山教室
後山(うしろやま・1344.6m)

岡山県最高峰の、後山に向かいます。

●9月13日(金)
中部中国山地・猿隠山(さるかくれやま・816.0m)

取材を兼ねた下見で、島根県広瀬町のマイナーな猿隠山に登ってきます。

●9月14日(土)
NHK文化センター米子教室つきイチ健康登山
大佐山(おおさやま・988.5m)

山と渓谷』8月号の「郷山めぐり」で紹介した大佐山に行ってきます。

●9月15日(日)
読図講習会:大山山系・阿弥陀川

渓谷の中での現在位置把握方法について、実地で解説します。
まだ参加者募集中です!

●9月16日(月)~17日(火)
ガイドプラン:中国百名山三座

西中国山地に近い、金木山(かなぎやま・719.8m)、雲月山(うんげつさん・911.2m)、阿佐山(あさやま・1218.2m)の3座を登りに行きます。


以上、6日間の滞在で毎日山に向かいます。
もしどこかの山で見かけたら、気軽に声をかけてくださいね!

2013年9月10日

新田次郎『槍ヶ岳開山』。

今年の夏は、北アルプスの槍ヶ岳(やりがたけ・3180m)へお客様をご案内すること4回。
槍ヶ岳は、若い頃に登山のベースとなる山小屋で2シーズン働いたことがあり、地形、その他は詳しいと自負している山です。

しかし歴史や文化についての知識はやや乏しいかな?という気もしていたので、それに備えて本を1冊読んでおきました。

読んだ本は新田次郎の『槍ヶ岳開山』。
あくまでも小説であり、歴史などを知るには取っ掛かりにしかならならないのですが、それでもかなりの取材を重ねて書かれた本です。

槍ヶ岳が初登頂された当時の、おおよその様子に思いを巡らすことはできました。

2013年9月9日

ロボットのようなパワーショベル。

山とはあまり関係ない話題です。

インターネットを見ていたら、変わった動画を見つけました。
カブトムシ型の巨大ロボットが動いている動画です。

▼何だか凄いので、ぜひご覧になってみてください。

巨大なカブトムシ型ロボット
 「カブトムRX-03」 の歩行デモビデオ

以下のホームーページによると、これは完全に趣味で作ったもの。
完成まで11年もかかったそうで、ますます驚きです。




しかしふと思うと、これと似たものを少し前に見たような記憶が…。
どこだっけ??

しばらく考えていたら、思い出しました。
動画も撮影していたので、Youtubeにアップロードしました。


これを撮影したのは、スイスです。

マッターホルンの登山基地となるヘルンリ小屋は、我々が宿泊した時は改装工事中だったのですが、その時、作業をしていたのがこのパワーショベル。

山岳地帯の不整地に対応するためでしょう、通常のタイプとは異なって、キャタピラではなく4本の脚がついていました。

後ろは先端がタイヤで、前は爪状。
まるでロボットみたいだと思い、動画を撮っておいたのです。

動きを見ていると、上記の「カブトムRX-03」よりもなめらかで、もっと凄いようにも思いました。

ところでマッターホルンのヘルンリ小屋は、来年は工事が本格化するために完全クローズになるようです。

通常の形での登山はできないと思われますので、登ってみたいと考えておられる方は、十分に事前情報を入手されるのが良いでしょう。

2013年9月8日

2013年7月~8月の仕事のまとめ。

8月が終わって、早1週間。
登山ガイドにとって最盛期である、7月から8月の仕事についてまとめてみました。

今年の夏は、一応7月上旬に梅雨が開けたとのこと。
しかし私は7月16日までは海外に出掛けていたため、この夏の仕事のスタートは18日からです。

16日の夕方に成田空港に着いて帰宅。
翌17日の夜行バスに乗って鳥取へ向かい、18日の朝から仕事という少々ハードなスケジュール。

7月20日、津黒山の頂上。遠くに中国地方最高峰・大山が見えています。

2013年9月5日

『週刊ヤマケイ』2013年9月5日 通巻51号。

久し振りに、今週配信の電子雑誌『週刊ヤマケイ』に記事を投稿しました。

書いたのは、先日登った北陸の白山(はくさん・2702.2m)について。
登山地情報の9件目です。
ぜひご覧になってみてくださいね。

週刊ヤマケイ 2013年9月5日配信 通巻51号

2013年9月3日

『吉田智彦写真展』。

以下の写真を、ご覧になったことはあるでしょうか?

信念』という本の表紙になっていますし、雑誌『山と渓谷』の2012年2月号にも少し載っているので、山の本好きの方は目にしたことがあるでしょう。

写っている人物は、東浦奈良男さん。

会社を定年退職後に連続1万日登山(!)を志した方で、台風の日も、自宅で倒れた時も駆けつけた救急車を追い返し、また自動車のひき逃げ事故に遭った時も病院には行かずに山に向かったという、物凄い人です。

残念ながら体調悪化により連続登山は9738日でストップ、その後間もなく、86歳で亡くなられてしまいました。

その東浦さんの晩年を取材されてきた、吉田智彦さんの写真展が行われているので、足を運んできました。