2014年1月2日

鳳凰小屋より御座石鉱泉に下山。

2013年大晦日からの南アルプス鳳凰三山縦走も3日目。
あとは宿泊した鳳凰小屋のテント場から下山するのみです。

この日は未明から強風となり、樹林帯の中である鳳凰小屋周辺でも猛烈な風が吹き抜けていました。
隣のテントの方は、一睡もできなかったとおっしゃっていましたが、私はもっともっとひどい風を体験してきているので、特に不安は感じずに比較的良く眠ることができました。

出発時には空は晴れ渡ってきたのですが、それでもまだまだ風は強くて完全防風装備での下山となりました。

出だしはこのように雪の深い部分も続きましたが、下るにつれて雪の量はどんどん減ってきました。


下山途中の2箇所で、動画を撮影しました。

動画後半の、崩落地・牛首のザレ場の通過は、ちょっと危なっかしい感じです。。

今回の下山路では、燕頭山(つばくらあたまやま・2104.5m)と旭岳(あさひだけ)の二つのピークを通過。
旭岳には、猿田彦大神を祀る碑が立てられていました。

燕頭山と旭岳の間にも、ちょっとした崩落地がありますが、こちらは特に難しいことはありません。

その崩落地からは、すっきりとした姿の富士山(ふじさん・3775.6m)のシルエットを望むことができました。

さらに下って、林道横断点を通過。
その先では大規模な治山工事を行っている箇所がありました。

「森林の機能が弱った山(崩壊地)を治療しています」

との案内板が掲げられていましたが、コンクリートで地面を覆ってしまう工事の効果は疑問です。
山腹の崩壊というのも、自然の持つ姿であり、本来は手を加えるべきではないと思うのですが…いかがでしょう??

最後は中途半端に雪の凍結した登山道を慎重に下ると、あとはもう、雪の着かない歩きやすい道です。
ジグザグ道を下りきって、無事に下山!

厳しくも楽しかった鳳凰三山縦走も、これで終了となりました。

<参考コースタイム>

鳳凰小屋(07:15)―燕頭山(08:48)―旭岳(09:14)―林道横断点(10:35)―御座石鉱泉(11:21)


下山後の入浴施設

今回の下山場所は、御座石鉱泉
入浴料金は1,100円と割高ながらも、入浴していきました。

設備は少々古く、お風呂もそれなり?とも思いますが、昔からの山間に立つ宿ということを考えれば、まあこんなものかも?しれません。
宿のおばさんは精一杯もてなしてくれたので、そういう面では嬉しく感じました。

入浴後は御座石鉱泉の車で送っていただき、JR中央本線の穴山駅へ。

その穴山駅から見上げると、前日に縦走した、鳳凰三山の主稜線をくっきりと見渡すことができました。
写真中央の台形状の山稜の左のピークが薬師岳(やくしだけ・2780m)、右のピークが観音岳(かんのんだけ・2840.4m)。
そして少し右に離れた、突起状のオベリスクが見えているピークが地蔵岳(じぞうだけ・2764m)です。


下山後の食事

穴山駅からは普通列車で甲府駅まで移動して、途中下車。
ほうとうで有名な、小作で遅い昼食をとりました。

私が頼んだのは豚肉ほうとう(1,300円)。
小作のほうとうは以前から好物でしたが、もう何年も口にしていませんでした。
久しぶりに食べても、やっぱり美味しい!
ほうとうは本当にいいな!と、再認識しました。

▼参考書籍


左の2冊は、定番の雪山コースガイドブック。

右から2番目の雑誌『山と渓谷』では「大展望を楽しむ、魅惑の縦走路。鳳凰三山」として、4ページに渡って2013年3月に歩いた、今回との逆コースが紹介されています。
執筆者は私の友人の橋尾歌子さん。
冬の鳳凰三山縦走の情報としては、たぶんこれが現在最新でしょう。

また一番右のアルペンガイドは無雪期のものですが、非常に詳細なコースガイドが掲載されており、積雪期の登山においても役立つでしょう。

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