2014年1月3日

下総を代表する富士塚、流山富士。

年明け早々、千葉県のほうに出掛ける用事が。

その出掛ける先の近くに、古くからの宿場町である流山市があることに気づき、それならば以前から気になっていた下総を代表する富士塚である、流山駅前の流山富士を訪ねてみよう、と思い立ちました。

用事の済んだ後の、日没直後に立った流山富士の登山口。

富士塚というのは富士山(ふじさん・3775.6m)信仰をする人たちが作った人工的な富士山であり、ごく小さなものも多いのですが、これは立派です。
以下に、登山口近くの案内板に書かれていた解説を転記します。


富士塚


流山市指定有形文化財第十五号

美しい富士山を敬い畏れる人々の思いは強く、古くから信仰の対象となっていた。
江戸時代になると、富士山を崇拝する人々が集まって「富士講」をつくり、白衣姿で鈴を振り、六根清浄を唱えて登山し、祈願をしたりした。
富士塚は富士山をかたどって人工的に築いたもので、信仰の対象に、また本物の富士山を遠くから拝む場所にされている。
この浅間神社の富士塚は、社殿の後ろに溶岩を用いて築かれた大規模なものである。
頂上に明治十九年の「富士浅間大神」の碑をはじめ、中腹には多くの石造物が立てられて、一合目から二合目、三合目・・・と頂上に至る「登山道」がつくられている。


流山市教育委員会

上記に記された、流山富士のある浅間神社の境内。
鳥居を潜った正面にある、拝殿を左から回りこむと登山口に出ます。

また、実際に訪ねてみたいという方もいるかも?しれないので、地図も載せておきます。

JR常磐線馬橋駅から出る、流鉄流山線の終点、流山駅から徒歩約5分で浅間神社です。

合目を示す石と頂上

登山道上にある、各合目を示す石の写真を載せてみます。
ちなみに各合目の間隔は、1m弱(!)くらいです。。

一合目と二合目。

三合目と四合目。

五合目と、崩れかかって文字の読めない六合目。

七合目と八合目。

九合目と、頂上。
(頂上での写真は、興味がないのに無理やり付き合っていただいた同行者に撮ってもらいました)

さらにこの富士塚の中腹には、周囲をぐるり一周できる、お中道まで付けられています。
その途中には、本物の富士山ではスバルライン五合目にある小御岳神社や…。

こちらは本物では吉田口頂上にある久須志神社など、実際の富士山に対応した神社の碑があるのが、とても微笑ましい感じでした。

流山富士登山を終えると、早くも夕闇が。

流山の市街では、見どころのあちこちにはこのような灯籠が立てられ、暗い時でも解るようになっています。
観光で訪れる人にはとても助かる、優しい配慮だと思いました。

▼関連エントリー

東京の富士塚巡り。 (2008年02月25日)
東京の富士塚巡り(続き)。 (2008年02月26日)
東京―米子間の交通手段と品川富士。 (2008年12月04日)
江戸川区内の富士塚巡り。 (2011年02月05日)

▼参考書籍

   

2 件のコメント:

  1. おはようございます。立派な富士塚があるのですね。流山は近いけど一度行ったきりな場所なので記憶が薄いです。歴史遺産・産業遺産など目当てでぶらついていた頃が懐かしいく思います。

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  2. カシワヤくん、おはよう。
    流山富士、立派だった。
    品川富士、千駄ヶ谷富士に次ぐくらいかも?しれないよ。
    一度は行ってみるといいぞ。

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