2014年2月11日

ルートの判断が難しい三浦アルプス。

若い山仲間の同行を得て、“ご当地アルプスシリーズ”の下見に行ってきました。

全国各地に存在するご当地アルプスですが、今回歩いたのは神奈川県三浦半島の三浦アルプス
特に南尾根は、西から東へ三浦半島を横断する、低山ながらもダイナミックな山歩きが楽しめるコースとして知られています。

同行してくれた、20代から30代前半のメンバー。

スタートは京急線の新逗子駅ですが、せっかくなので海岸から歩こうと考えて、まずは逗子海岸に立ち寄ったのでした。
冬の砂浜というのも独特の風情があって、なかなか良い感じのスタートとなりました。

逗子海岸を南に移動すると、岡本太郎の太陽の彫刻がありました。
私は岡本太郎が好きなので、ちょっと嬉しい気分!

そこから車通りが多い割には狭い車道を長く歩いて、飽きてきた頃にやっと最初のピークである、仙元山(せんげんやま・118m)の登り口に到着。
急な車道を登り切ると葉山教会の前に出て、その左手に登山口がありました。

ひと登りした、見晴らしの良い仙元山頂上で小休止。
山頂標識は字がかすれてしまって、読むことができない状態。

ここから尾根を少し進んだ、189mピークの少し手前の平坦地でお昼ご飯を食べました。

伐採作業をしていた189mピークを通過して、グリーンセンターの煙突が間近に見える所が、仙元山ハイキングコースを離れる、三浦アルプス南尾根の本当の入口。
まだまだ先は長いです。

次のピークが、大きなタブノキが立つ観音塚(かんのんづか・167m)の頂上。
寛政十一年(1799年)と刻まれた、馬頭観音像が安置されていました。

それにしてもこの南尾根は、笹ヤブの多いコース。
まるで迷路のように、その笹ヤブの間に道が続いていて面白い雰囲気です。

しかも想像以上に、山深さも感じられてびっくり!
車道が縦横に走る三浦半島に、こんなにも森と山が続く区間があるとは思いませんでした。

ところで分岐が多いというのも、この三浦アルプスの特徴と言えるのでしょう。
あちこちに枝道があって、そこには手製の標識が立てられているのですが、それでも判断に迷う場面もしばしば。

また葉山町消防本部によって設置された、現在位置を示す目標番号の看板も多数あるのですが、これはあくまでも進退窮まった時に使うもの。
やはり地形図とコンパスを見ながら、進路を判断していくことになります。

しかしここのように小さな起伏と分岐がたくさんあると、非常に頭を使います。。

やがて顕著な、送電鉄塔の下に到着。

その後、進路が北向きに変わると、最後のピークである乳頭山(にゅうとうさん)の頂上。
東側の展望が開け、東京湾も見えてきて、いよいよ終点間近、と思ったら…。

なんとここにきて、ルートミス!
乳頭山直下の右に向かう分岐を見落としてしまい、南中峠に向かう道に入ってしまったのでした。。

間もなく気付いて引き返し、分岐を確認して下山路方面へ。
下る途中にはコース中唯一の岩場も現れ、慎重に通過しました。

最後はもう真っ暗になろうという頃に、港が丘の住宅地の上に到着。
夜景を見ながら階段を下れば、やっと下山です!

最後は15分ばかり、ヘッドランプを灯しての行動になってしまいました。

<参考コースタイム>

新逗子駅(10:20)―逗子海岸(10:36)―仙元山ハイキングコース入口(11:15)―仙元山(11:26~11:47)―189mピークの手前(12:04~15:50)―三浦アルプス入口(13:17)―観音塚(13:28)―最初の送電鉄塔(15:23~15:32)―乳頭山(15:53)―<ルートミス>―乳頭山下の分岐(16:41)―港が丘(17:48)―田浦駅(18:11)


下山後の入浴施設

電車で京急線の金沢文庫駅へ移動し、そこから徒歩10分の能見堂 赤井温泉で入浴。
料金は450円。

名前の通り、赤いお湯の温泉です。
なんでこんなところに?と思うような住宅地の中ですが、800年も前から利用されてきた、本当に昔からの温泉なのだそうです。

入浴して触れるお湯の感触は良いですが、温度が44~46度と、けっこう高い!
従って熱くて長くは入浴できません。。

また温泉とはいいつつも、設備は銭湯です。
シャンプー、石鹸などの備え付けはないので、持参することになります。


山旅ロガーの軌跡

今回歩いたコースを、山旅ロガーで表示させてみました。
ゴチャゴチャして見えにくいですが、赤線の左から右へ(西から東へ)と移動しています。

逗子海岸のある相模湾から歩き始めて、東京湾まで行きたかったのですが、暗くなったのでそれは止めることにしました。
残念です!

▼参考リンク

三浦アルプストレッキングガイド(PDF)

2ページ目にトレッキングMAPがありますが、地形図にはない道や分岐が記載されており、とても役立ちます。
三浦アルプスを訪れる際には、必ず印刷して持参すると良いでしょう。

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