2014年2月10日

大雪のため登山口で断念した扇山。

東京都内では、45年ぶりになるという、25cmを超える積雪となった2月8日。
交通の乱れなどが一段落したその翌々日に、普段はあまり雪が積もらないであろう関東の低山を歩いてみようと思い立ちました。

行き先はどこにしようか迷いましたが、古くから人気の高いハイキングコースであり、富士山(ふじさん・3775.6m)の展望ポイントとしても知られる、扇山(おうぎやま・1137.8m)としました。

これは登山の起点となる、中央本線の鳥沢駅から見た扇山の様子。
かなり真っ白です!

この時点ですでに、果たして登頂できるのか?との疑念が生じてきたのでした。。

まるで雪国のように、屋根に雪の積もった鳥沢駅。
そして駅前を通る国道20号も、雪に覆われています。

街角のあちこちでは、お年寄りたちが雪かきをしていました。
その内の何人かは、ザックを背負った登山姿の私を見て、本当に山に行くのかと声をかけてきました。

何だか申し訳ないような気がし、雪かきのお手伝いでもした方がいいのか?ともちょっとだけ思いましたが、

「大丈夫です、慣れていますから」

と答えて、足早にその場を去りました。

鳥沢駅から扇山の登山口までは、車道歩きが1時間あまり。
前半の住宅地を通過する区間は道が解りにくいのですが、このような標識があちこちにあります。

最終人家の手前でも、雪かきをする男性から声をかけられました。
聞くと鳥沢駅付近では約70cm、登山口のある大月カントリークラブ(ゴルフ場)では約80cmの積雪があるとのこと。

「大変だけれど、こういう日に登るというのも面白いよね」

とも言っていただき、少しだけ申し訳なさがやわらいだ気分で、その先に進みました。

最終人家を過ぎると、さすがにもう除雪はされていませんでした。
それでもスノーシューのトレースがあり、前日取り付いた人がいるのかな?と思ったのですが、それも登山口のかなり手前で途絶えました。

あとはジグザグに続く車道を、ひたすらラッセルです。

湿った雪を踏むとズボズボと潜り、膝上から深いところでは腰くらいまで潜るラッセルとなりました。
ワカン…いやスノーシューを持参しなかったことを後悔しました。。。

黙々と進んでたどり着いた、登山口となる梨ノ木平
まだ車道であり、ゴルフ場の上端に過ぎない位置なのですが、この時点ですでに12時半。

登頂はあっさりと諦めて、軽く昼食をとって鳥沢駅へ戻ることにしました。
なぜか私が登ってきたのとは反対方向の車道にトレースがあったので、帰りはそちらをたどってみることにしました。
(そのトレースも、登山口までで終わっていました)

トレースをたどって山谷集落まで下ると、あとは除雪されており問題なく進めます。

途中で下を潜る中央自動車道の向こうには、どっしりした姿の倉岳山(くらだけやま・990.1m)が見えていました。

これは通過した中野集落の様子。
まるで雪国のようです。

国道20号に出てから、鳥沢駅に着くまでの10分あまりが、今回最大の危険箇所となりました。
国道は大型車が次々と通るのに、歩道は狭く、除雪された幅50cmくらいの狭い道をドキドキしながら歩きました。

<参考コースタイム>

鳥沢駅(09:39)―梨ノ木平登山口(12:36~12:48)―山谷集落(13:46)―国道20号(14:26)―鳥沢駅(14:38)


山旅ロガーの軌跡

赤い線の左下が鳥沢駅で、そこから時計回りに歩きました。
登山、と言うよりはゴルフ場をぐるりと周回しただけなのですが、ラッセルも深くてけっこうくたびれました。

▼参考書籍

 扇山は大月市指定の秀麗富嶽十二景にも選ばれています。

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