2014年2月17日

広島湾に面した天応 烏帽子岩山と銭壺山を登る。

鳥取県米子市にお住まいの皆さんと、中国百名山のうちの三座を登る旅に出掛けてきました。

これは一つ目に登った広島県呉市の天応 烏帽子岩山(てんのうえぼしいわやま・410m)の中腹にある、クロナメラの岩場。
見るとあちこちにボルトが打たれていますが、『フリークライミング 日本100岩場 5 中国・四国・九州 増補改訂版』では“未発表”となっており、詳細は不明です。

アプローチは、広島呉道路沿いの側道から、「烏帽子岩山」を示す小さな標識に従って細い車道を登った先の、墓場前広場から。

人家の脇を抜けて少し歩くと、前方に特徴的な烏帽子岩が見えてきました。

この山の登山路は「岩山」の名前が示す通り岩場の通過がとても多くなっています。

チムニー状の岩場を登ったり、スラブ状に立ち込んだり…。

バンドをトラバースしたり、ルンゼ状を木の根をつかんで登ったりと、なかなか多彩な内容で飽きることなく進んで行きます。

やがて稜線の少し点前に、ドン亀岩という奇岩が現れたので、上に立ってみました。
(古いボルトとアブミで登るような岩だったので、私だけ上に行きました)

上は展望が良く、右にちょこんと烏帽子岩の頭が、そして海を挟んだ向こうには、大きな江田島が見えていました。

頂上に着いて、お昼ご飯と記念撮影。

さらに烏帽子岩山から、稜線を少しだけ北へ縦走します。
途中にはなんと、「うさぎ岩」もありました!
…でもあんまりうさぎらしくはないかも??

上山(じょうやま・391.7m)で行ったところで稜線を離れ、西へ下る小道から下山。
滑りやすい斜面も多く、慎重に下ると間もなく墓場前広場に戻りました。

<参考コースタイム>

墓場前広場(13:01)―ドン亀岩(12:50)―烏帽子岩山(13:01~13:28)―上山(13:45)―墓場前広場(14:32)


山旅ロガーの軌跡

左の、赤色の軌跡が途切れている辺りが墓場前広場。
そこから反時計回りに歩いて、右下に突起状に突き出ている箇所が烏帽子岩山の頂上です。

歩行距離は短いのですが、岩場が多くてなかなか楽しいコースでした。


この日は天応 烏帽子岩山より下山して、車で西に移動。
広島湾の対岸に位置する、山口県岩国市の銭壺山(ぜにつぼやま・540.1m)にも登りました。

とはいってもこの銭壺山は、山頂直下まで車道が通じている山です。
歩いて登るコースもあるのですが、今回は時間がないこともあり、利用できるところまで車で向かうことにしました。

通常であれば雪が積もることはないだろう、銭壺山。
しかしこの2月には立て続けに南岸低気圧がやって来たため、太平洋側は例年にないような積雪となっています。
ここも同様であり、途中からは車を降りて歩いて行くことになりました。

それでもわずか、10分ほどで頂上に到着。
例年であれば青空が広がっているのでしょうが、この時は次の気圧の谷が迫っている状況であり、冬の瀬戸内らしくないどんよりとした曇り空でした。

山頂手前の展望地からは、周防大島の全容を見渡すことができました。
翌日は、この周防大島最高峰である、嘉納山(かのうさん・591m)を登る予定。

しかし頭上には重く雲が垂れ込めて、少々の不安を覚えつつ、宿泊先へと向かいました。

▼参考書籍

 
新・分県登山ガイド『広島県の山 』では、天応 烏帽子岩山は取り上げられていません。
なぜなのでしょう?
一方『山口県の山』では銭壺山の、徒歩で登るコースが紹介されています。

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