2014年12月25日

冬の川苔山は展望良好!

東京都西部に連なる奥多摩の、人気の高いピークである川苔山(かわのりやま・1363.3m)を登りに行ってきました。

コースは川乗橋から川苔谷沿いの道をたどって北側に回り込み、東ノ肩から頂上をピストンしてJR青梅線の鳩ノ巣駅に降りる定番のものをたどりました。
写真は川苔谷の奥まった場所に流れ落ちる、百尋ノ滝。
落差約40mの、東京都を代表する滝です。

奥多摩駅からスタート地点となる川乗橋バス停までは、バスの便もあるのですが今回はタクシーを利用。
運賃は1,450円でした。
そこからしばらくは林道歩きが続きます。
本来であれば途中の細倉橋から川苔谷沿いの道に入るのですが、現時点では橋が落ちてるため通行不能。
案内板に従って、さらに林道を歩く迂回路に向かいました。

迂回路となる林道歩き、すぐ終わるかと思いましたが、けっこう長い距離です。
いい加減飽きてきたころ、小尾根が右手に下る地点で、やっと川苔谷に下る標識が現れました。

降り立った、川苔谷の沢床。
左岸の登山道を進めば、間もなく百尋ノ滝の滝です。

百尋ノ滝を過ぎてからしばらくの間は、滑落事故が多発しているトラバース区間。
落ち葉で道が不明瞭な部分もあり、慎重に進みます。
足毛岩分岐を過ぎて川苔谷の源流部分を歩く区間では、わずかですが道が凍結している箇所もありました。

沢を離れて急な人工林の尾根を登り詰めると、明るい東ノ肩に到着。
もうお昼を過ぎていたので、先にここで昼食としました。

昼食後、東ノ肩からはわずかな登りで川苔山頂上に到着。

頂上は西側の展望が開けて、奥多摩最西部から奥秩父、それに大菩薩方面までも見渡すことができました。

いっぽう、北側の木立の間にも、形の良いピークが見えています。
今ひとつ記憶になく、地図を開いてみたら、先日登ってきたばかりの武甲山(ぶこうさん・1304m)でした。
冬の時期は樹々が葉を落とすために、他の季節には見えにくい山も見えるので、山岳展望が好きな方にはとても楽しめると思います。

▲写真をクリックすると大きくなります。
せっかくなので、山頂では最近少し凝っている、パノラマ写真も撮影してみました。

山頂からは東ノ方に引き返し、そこからは登ってきたのとは反対方向の、舟井戸方面に下りました。
途中の分岐は本仁田山(ほにたやま・1224.5m)へは向かわず、尾根の東寄りをトラバースする、人工林の道へ。

林道を横切ったすぐ先に祀られている祠は、大根山ノ神。
「だいこんやまのかみ」ではなくて、「おおねやまのかみ」です。
傍らには、享保十三戌申年と刻まれた、崩れかかった地蔵菩薩の石仏がありました。
享保十三年というと1728年、8代将軍・徳川吉宗の時代です。
なかなか古いものです。

大根山ノ神からはもう一度登山道に入って、鳩ノ巣駅の裏手に下山。
山の中から穏やかな雰囲気の里に下るというのは、何となく気分が暖かになるような、心地良い感覚でした。

<参考コースタイム>

川乗橋バス停(08:53)―細倉橋(09:47)―林道を離れる場所(10:26)―百尋ノ滝(11:05)―足毛岩分岐(12:13)―東ノ肩(12:53~13:11)―川苔山(13:20~13:31)―東ノ肩(13:37)―舟井戸(13:55)―大根山ノ神(15:44)―鳩ノ巣駅(16:33)


山旅ロガーの軌跡



▼参考書籍

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