2017年6月26日

防水カメラ・OLYMPUS Tough TG-5とTG-4の撮り比べ。

先週末に購入したばかりのオリンパスの防水・耐衝撃カメラ「Tough TG-5」を、昨日さっそく使ってきました。
場所は奥多摩の大岳山。
撮影場面のいくつかは、ほぼ同じ条件で2年前発売の「Tough TG-4」でも撮影したので、両方の画像を並べてみます。

なおTG-4も、2年前の発売直後に入手したものです。
こちらはネパールの5000m近い高地や氷点下20度以下の冬の八ヶ岳の稜線、さらに炎天下の三浦半島の海岸などで酷使してきたものであり、少々痛み気味と言えるかもしれません。。

設定は、TG-4のほうは「高感度オート」。
手ぶれや被写体ぶれの軽減を優先し、カメラが自動的にISO感度を設定するモードです。

いっぽうTG-5のほうは「ISOオート」。
画質を優先し、カメラが自動的にISO感度を設定するモードです。
昨日は暗い谷筋を歩く場面が多かったので、本当はこちらも高感度オートにしたかったのですが、TG-5にはその設定がないのです。。

手ぶれ補正について調べると、TG-4は「CMOSシフト式」というものであるのに対し、TG-5は2.5段の補正効果がある「撮像センサーシフト式」に変わっています。
このことによって手ぶれ補正が強化されたため、高感度オートの必要がなくなったのかもしれないな、と思いました。

さて、実際の画像です。

1.暗い場所にある3段の滝(プログラムモードで撮影)

●TG-5
(f2、1/60、IS0200、-0.7)

●TG-4
(f2、1/250、IS0640、-0.7)

TG-5では岩肌や苔の、微妙な階調が表現されています。
しかしこれは、ISO感度の差もある程度は影響しているのかもしれません。


2.暗い場所にある滝と釜(プログラムモードで撮影)

●TG-5
(f2、1/60、IS0200、-0.7)

●TG-4
(f2、1/250、IS0640、-0.7)

TG-5では暗い影の部分や、水面の細かな反射も細密に表現されています。


3.苔のクローズアップ(顕微鏡モードで撮影、LEDライト使用)

●TG-5
(f2.3、1/125、IS0640、-0.7)

●TG-4
(f2.3、1/125、IS0640、-0.7)

TG-5ではTG-4よりくっきりと、苔の質感が出ていると思います。
またピントが合っている部分の描写もシャープです。
これは絞り、シャッタースピード、ISO感度とも同一の値になっており、感度の違いによる描写ではありません。


4.大岳山の山頂標識(プログラムモードで撮影)

●TG-5
(f2.8、1/400、IS0100、露出補正なし)

●TG-4
(f2.8、1/1000、IS0200、露出補正なし)

この写真ではいまいち違いが感じられませんが、アップにするとやはりTG-5のほうが、標識の質感が良く表れています。


5.大岳山から見た御前山(プログラムモードで撮影)

●TG-5
(f4.9、1/250、IS0100、露出補正なし)

●TG-4
(f6.3、1/320、IS0200、露出補正なし)

この写真については、あまり大きな違いは感じませんでした。


以上、今回は濃い曇り空で光が乏しい状況での撮影でした。
また時間がある時に、明るい太陽のもとでの撮影なども試してみたいと思います。

その他、TG-4と比べてTG-5が良くなったと感じる点は、まずはグリップ感。
本体右側全面の膨らみが大きくなったのですが、その分指のひっかかりが良くなって、持ちやすくなったと感じました。

あとはズームレバーが前面に出て、操作しやすくなりました。
冬に手袋をしていても、しっかり操作できるのではないかと思います。

さらに一番良いと思うのは、コントロールダイヤルにより、露出補正がしやすくなったこと。
私はTG-4では常にプログラムモードで撮影し、頻繁に露出補正をしていたのですが、ボタン操作でやらなければならず、とても面倒でした。
TG-5ではダイヤルで自在に補正できるので、非常に便利です!


なお今回の試し撮りは、ごく基本的な撮影のみ。
深度合成やフォーカスブラケットなどは、また別途試し撮りをして報告したいと思っています。

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